キーワードで画像を検索した結果を自分の管理しているBlogに表示したいと思い立ち、Webサービスから無料で利用できる画像検索サービスについて調べてみました。
以前は様々なWebサービスが無料で利用できていたような印象がありますが、最近ではサービスを提供する各企業が徐々に収益化を考えており、無料での利用に制限を設けていることが多いようです。
そのため、Webサービスを利用する際には、その特徴や制限を良く理解したうえで選択しないと、後で痛い目にあいそうな気がします。
同じようなことを考えている方の参考になればと思い、いくつかの画像検索サービスについてまとめてみます。
Google Image Search API
Googleのイメージ検索用APIです。
各プログラム言語から呼び出しが可能です。
JavaScriptからの呼び出しだと、非常に簡単ですが、残念なことに、2011/05/26より、Deprecatedになってしまいました。
Deprecatedのため、呼び出し回数が制限されるのと、いつ無くなるか分からないということもあり、今回は利用を見送りました。
CustonSearchAPI
上記APIのDeprecated化に伴い、Googleでは、CustonSearchAPIを利用するようにアナウンスされています。
CustonSearchAPIは、Googleのサーチエンジンを自分のBlogなどの特定のドメインに対して定義し、検索することができるようにするAPIです。
つまり、Google画像検索のようにサイト全体から検索結果を取得する目的には適しません。
また、利用形態に以下の2つがあり、無料のバーションだと検索結果に広告が表示されます。
・スタンダード エディション: 無料ですが検索結果ページに広告が表示されます。
・Site Search: 年間料金 100 米ドルから。検索結果ページの広告表示はオプションになります。
さらに、CustonSearchAPIを無料で利用できる範囲は、1日100リクエストまでに限定され、それ以上はお金を払って利用することになります。
そのため、今回は利用しませんでした。
BingSearchAPI
月5,000クエリまで無料で利用できます。
上記ページの一番下、無料版のところからサインアップして利用を開始します。
Googleより制限がゆるく、利用しやすいと思います。今回私が利用したのはこのサービスです。
Yahoo画像検索API
通常利用だと、24時間中、1つのアプリケーションIDにつき1,000件までのリクエストが可能です。
Yahoo!プレミアム会員、Yahoo! BB会員、Yahoo!ウォレット登録済みだと、24時間中、1つのアプリケーションIDにつき50,000件のリクエストまで可能になります。
ただ、現在、不正利用急増のためアップグレード版検索APIの新規提供を一時停止しているため、新しく利用のためのアプリIDを取得することができなくなっています。そのため、今回は利用を断念しました。
今回、私が利用しようと思ったのは、BingSearchAPIです。具体的な呼び出し方は、別の記事で解説できればと思っています。