Salesforceでログインできなくなった時に確認すること

Salesfroceでログインできない、またはログインできなくなる理由は様々ですが、いくつか挙げておこうと思います。

①ログインIPが制限されている

Salesforceでは、ログインできる時間帯と、ログイン元のIPを制限することが出来ます。

特に、ログインIPアドレスの制限は私もよく設定する項目です。

他の記事「セキュリティトークンのリセットとパスフレーズの設定について」でもご紹介しましたが、ログインIPアドレスの制限として

「開始 IP アドレス」・・・0.0.0.0

「終了 IP アドレス」・・・255.255.255.255

を設定するとセキュリティトークンなしでもツールからログインできるので、開発時には重宝するテクニックです。

(本番ではこの設定は行わないことをお勧めしますが。)

②ドメインでlogin.salesforce.comのログインが禁止されている

私が以前はまったのがこのパターンです。

Salesforceでは「私のドメイン」といってドメインを独自に設定することが出来ますが、システム管理者であれば

ログインアドレスも変更することができます。

これは、ログイン画面のアドレスを独自のものにすることでブランドイメージを前面に出せる利点があり、同時に

login.salesforce.comからのログイン禁止することができます。

この設定がされていると、login.salesforce.comから普通にログインしようと思ってもログインエラーになります。

「パスワードが間違っているのかな?」と思ってパスワードを設定しなおしても、パスワードリセット・メールからログインしたときは入れるものの、一度ログアウトして再度入りなおそうとするとエラーになるので、少し原因が分かりにくいです。

原因を発見するには

もし、システム管理者ではログインできるか、②のようにパスワードリセットすれば入れる場合は、「ログイン履歴」を見ると、ログインできない原因が分かるかもしれません。

私の②の場合、ログイン履歴のエラー状況に、「制限されているドメイン」とあったので、ドメインに関する設定だと原因を絞り込むことができました。