中国語でネガティブな気持ちを表現するには?
あなたが最近「むかつくわー!!」と思ったのはどんな事でしょうか?
私たちはちょっとした価値観の違いから気分を悪くさせられる事は良くあります。
特に文化の違う中国において、もどかしい思いをした事がある方は多いかと思います。
そんな時、友人・同僚に自分の怒っているという気持ちを伝える方法があると心の中で悶々とする事なく居られるのではないでしょうか?
いくつか日常で使う表現をまとめてみました。
「むかつく!」は中国語で何と言う?
日常生活において中国の友人・同僚が一番多用していいた表現がこちらになります。
中国語で「死」は「死ぬほど~」という表現の度合いを大きく見せる場合に使う事があります
(例:痛死(tòng sǐ )→とても痛い、热死(rè sǐ )→とても熱い)
この場合直訳すると「死ぬほど怒っている」ですが「死ぬほど」と日本語で訳してしまうと少し仰々しいので、「むかつく」位が一番適した表現と言えます。
例えばこんな風に使うことができます。
ちなみに、この言葉は「むかつく」の他に「くやしい」という意味を含む場合も使えます。
いずれにせよ、怒りが含む表現ですね。
「くやしい」には「可惜(kě xī )」という単語もありますが、印象としては「气死我了!」の方が怒りを含んでいます。
日常生活で良く聞いていた単語ですので、ぜひ覚えてみてください。
「うざい!」は中国語で何と言う?
他にもいら立ちを表現する中国語がありますので、いくつか紹介していきます。
また、同義語で
があります。
中国語では好を使う事で「とても」などの感嘆表現になる場合があります。
そしてこの「烦」につく場合は「とても面倒くさい」になるのです。
私が中国人と仕事をする中で感じた印象では、「麻烦」より「烦死了」の方が語気が強く、心の底から嫌がっている場合に良く「烦死了」を聞いていました。「麻烦」と「好烦」はあまり違いはありませんでした。
もちろんその人の生まれた土地や気分、または文章の流れで使い分けているので、どれを使っても正解といえます。
ただ、「烦死了」「好烦」は口語ですので、友人同士ではなく会社で使う場合は「麻烦」を使うようにしましょう。
終わりに
日本人はスラングの単語が極端に少ない事から分かる様にネガティブな言葉を避ける傾向にありますが、私たちが外国人と対話する限りはもどかしい思いをしたり、または人から聞いたりする事が必ずあります。
そんな時に相手に気持ちを伝え、そして受け取る為にもちょっとした言葉は知っておくと大変便利です。
学んだ言葉で色々な会話を広げていきましょう!