前回の記事で、eclipseにJava Decompilerプラグインをセットアップしましたが、動かない場合があります。
その原因と対処法について、2通りご紹介したいと思います。
①class用のエディタが正しく設定されていない。
Eclipseでclassファイルを開くためのエディタを正しく設定する必要があります。
Window -> Preferences -> General -> Editors -> File Associations
「J010」のアイコンのClassFileViewerではなく、コーヒーカップのアイコンのViewerが設定されていることを確認しましょう。
②ClassFileEditorのライブラリが正しく呼び出されていない。
eclipseに下記のようなエラーが出ている場合は、Java Decompiler用のClassFileViewerを開く際にロードするライブラリが正しく読みこめていません。
java.lang.UnsatisfiedLinkError: D:eclipseconfigurationorg.eclipse.osgibundles2101.cpliblinuxx86libjd-eclipse.so:
Can't load this .dll (machine code=0x101) on a IA 32-bit platform
at java.lang.ClassLoader$NativeLibrary.load(Native Method)
at java.lang.ClassLoader.loadLibrary0(Unknown Source)
at java.lang.ClassLoader.loadLibrary(Unknown Source)
at java.lang.Runtime.load0(Unknown Source)
at java.lang.System.load(Unknown Source)
こんな時には、
<workspaceのディレクトリ>.metadata.pluginsorg.eclipse.core.runtime.settings
にある「org.eclipse.ui.workbench.prefs」をテキストエディタで開いて、
<defaultEditor id=”jd.ide.eclipse.editors.JDClassFileEditor.linux.x86″/>
のlinuxをwin32に変更すると正しいライブラリが読み込まれ、開けるようになります。