以前、下記の記事でPuttyを利用してproxy経由で外部のサーバにssh接続する方法をお伝えしましたが、今回はTeraTermを使ってみたいと思います。
![proxy(プロキシサーバ)経由でssh接続を行う設定(PUTTY編) 接続できない場合の対処法付き](https://plus-idea.net/wp-content/themes/sango-theme/library/images/default_thumb.jpg)
proxy経由でのssh通信で実現できること
これで何が実現できるかというと、社内など、proxyサーバを通してしか外部に出ることができない環境で、sshターミナルを使いたい場合があります。
当然のことながら、通常sshで使用する22番ポートは通信が許可されていないため、sshで外部サーバに接続することは出来ません。
そんな場合、sshのターミナルソフトで、プロキシ設定を行ったうえで接続するようにすれば、そのサーバ経由でssh接続されるので、外部のサーバにもつなげるというわけです。
なお、下記の記事(ODBCやJDBCからレンタルサーバのDBにSSH経由で接続する方法(ポートフォワード機能))でもご紹介しましたが、sshにはポートフォアードというシンプルだけど強力な機能があるので、これと組み合わせれば、どんな通信でも行うことができます。
![ODBCやJDBCからレンタルサーバのDBにSSH経由で接続する方法(ポートフォワード機能)](https://plus-idea.net/wp-content/themes/sango-theme/library/images/default_thumb.jpg)
TeraTermでのプロキシ設定とssh接続の方法
はじめにTeraTermを起動したら、接続先をきくダイアログが開きますが「キャンセル」を押して、閉じます。
その後、メニューの「設定」→「プロキシ」から、プロキシの設定ダイアログを開きます。
![](https://plus-idea.net/wp-content/uploads/2022/10/1ffbe7b8e1a5c03f9cd77c62d75c048a.jpg)
すると以下のようなダイアログが開きますので、前もってメモしておいたプロキシ・サーバの情報を入力します。
![](https://plus-idea.net/wp-content/uploads/2022/10/eceba7db5de018451692a7abe8651e6a.jpg)
入力したら、「OK」を押して、いよいよ接続です。
ここからは通常の接続をすればOKですので、「ファイル」→「新しい接続」から以下のような接続ダイアログを開いて接続します。
![](https://plus-idea.net/wp-content/uploads/2022/10/c3f37d16fe6a9544277157460abafc07.jpg)
![](https://plus-idea.net/wp-content/uploads/2022/10/4173e62732b3c8f9f54f9f8e1f96bb78.jpg)