ここでは、Linux(私の場合は、CentOS)環境で、Java(JDK またはjre)をインストールする手順を載せておきます。
JDK6とJDK7で、少し手順が異なっているので、両方を解説します。
いずれの場合も、最初に、インストールするディレクトリを作成します。ここでは、/usr/local/javaの下にインストールするものとして話しを進めます。
mkdir /usr/local/java
ここから、JDK6とJDK7それぞれについて記述します。
JDK6の場合
①ダウンロード
ここから、JDK6のお好きなバージョン、対象OSのファイルをダウンロードしてきます。私がやった時には、「jdk-6u38-linux-i586.bin」でした。
②インストール
インストールするディレクトリに移動し、
cd /usr/local/java
以下のコマンドを打って、インストール用のファイルに実行権限を付与します。
chmod +x /tmp/jdk-6u38-linux-i586.bin
その後、以下のコマンドでインストールを開始しましょう。
./jdk-6u38-linux-i586.bin
ファイルの展開が自動で行われ、「Press Enter to continue…..」というメッセージが表示されたら、Enterを押します。「Done.」が表示されれば完了です。
/usr/local/javaの配下に、「jdk1.6.0_38」のようなディレクトリができていることが分かると思います。
③環境設定
vi /etc/bashrc
で、ユーザのパスを設定しましょう。/etc/bashrcに以下の行を追加します。
export JAVA_HOME=/usr/local/java/jdk1.6.0_38
export PATH=$PATH:$JAVA_HOME/bin
export CLASSPATH=.:$JAVA_HOME/lib/tools.jar:$JAVA_HOME/lib/dt.jar
その後、
source /etc/bashrc
で、追加したパスの情報を反映すればインストール完了です。
JDK7の場合
①ダウンロード
ここから、JDK6のお好きなバージョン、対象OSのファイルをダウンロードしてきます。私がやった時には、「jdk-7u10-linux-i586.tar.gz」でした。
②インストール
インストールするディレクトリに移動し、
cd /usr/local/java
以下のコマンドを打って、ファイルを解凍します。
tar zxvf /tmp/jdk-7u10-linux-i586.tar.gz
/usr/local/javaの配下に、「jdk1.7.0_10」のようなディレクトリができていることが分かると思います。
③環境設定
vi /etc/bashrc
で、ユーザのパスを設定しましょう。/etc/bashrcに以下の行を追加します。
export JAVA_HOME=/usr/local/java/jdk1.7.0_10
export PATH=$PATH:$JAVA_HOME/bin
export CLASSPATH=.:$JAVA_HOME/lib/tools.jar:$JAVA_HOME/lib/dt.jar
その後、
source /etc/bashrc
で、追加したパスの情報を反映すればインストール完了です。