SAMLのテスト環境を構築するのに便利なSimpleSAMLphpですが、いくつかエラーが出て、正常に動くまで苦労しました。
デフォルトではログが出力される設定ではなかったのですが、エラーを特定するには、ログを吐いてデバッグした方が分かりやすいので、そのログを出力する設定の備忘です。
目次
ログ出力の設定ファイル
ログの設定は、「\simplesamlphp\config\config.php」で行います。
ファイル中にloggindirという箇所がありますので、そこでログの出力場所を指定します。
‘certdir’ => ‘cert/’,
‘loggingdir’ => ‘log/’,
‘datadir’ => ‘data/’,
‘tempdir’ => ‘/tmp/simplesaml’,
また、下の方に、
‘logging.level’ => SimpleSAML\Logger::DEBUG,
‘logging.handler’ => ‘file’,
という箇所がありますので、syslogとなっているhandlerをfileに変更すると、ログが出力されました。