war,earを再パッケージングする(jar コマンドの使い方)

OracleBIやweblogicなど、製品としてインストールされたコアなWebアプリのcssやhtmlをいじって、見た目やリンク先を変える必要に迫られたので、そのときのメモ。

そもそも、earやwarという拡張子のファイルは、Webアプリケーションをひとまとまりとしてパッケージングして、管理やデプロイをしやすくしたものですが、実はzip形式だというのは良く知られた事実です。

そのため、それらのファイルの中身を編集して再パッケージするには、以下の手順でOKです。

※zipに変更しなくても、jarコマンドで解凍できますので、それでもOK!解凍コマンドは下にも記述しました。

  • ①warまたはearの拡張子をzipに変更する。
  • ②適当な解凍ソフトで解凍する。
  • ③解凍すると、webアプリを構成するモジュール(.class,.html,css等)が展開されるので、修正したいソースを見つけて、修正。
  • ④jarコマンドで再度パッケージする。

④のjarコマンドですが、再パッケージ対象のソースがあるディレクトリで、以下のコマンドを打ちましょう。

jar cvf <name>.war *

または

jar cvf <name>.ear *

jarコマンドのオプションは以下の通りです。

オプション説明
c新規jarファイルを作成
vコマンドラインに処理内容を表示
fjarファイル名を指定する
xjarの中身を取り出す
tjarファイルの中身を表示